縦走を補佐してくれるパートナー
❝ 登山=危険を伴うスポーツである‼️❞
『どんな低山であろうと、整備されたコースであろうと、安全で楽な山は無い』というのが、私の持論である。ネットニュースやSNSでは毎週のように事故や遭難、ケガや、時には死亡という活字が目👀に飛び込んでくる。
実際、過去に3回程、滑落した人や、大怪我をした方を助けたことがある。ところが、どれも、『こんなところで❔』というような、そこそこ整備された場所で…決して難しくも、危険な場所でもないところでである。
また、滑って転んだり、肩や頭を岩や木の枝にぶつけるなどして、傷や、打撲、軽い捻挫等は、皆さんも多々あると思います。その経験から、どんなに気を付けていても『決して安全な山は無い』の想いにたどり着きまた。
登山は自己責任の世界であるとよく言われますが、どんなに気を付けようが、ヒヤリハットは、多かれ少なからず必ず経験します。このヒヤリハットを、可能な限りなくすことが登山をする上で最も重要だと思っています😊。
・・・パートナーとは・・・
✨そこで一番大切なものが、『念入りな準備と計画』となります。事前の十分な情報収集と、その日の天気や気候、自分の年齢や体力、登山に必要な技術と知識も踏まえて無理のない計画を立てること。
✨そして二番目に、この計画を実践するにあたり、スムーズに進行する、いや、させるための道具や、同行しないまでも補佐して頂ける協力者が必要不可欠だと思っている。
✨最後は経験と運だ❕。これに関してはまたの機会に投稿したいと思います。
この中の自身に関する体力や技術、知識などを除いた協力者や、道具やグッズを単なる登山道具とせずに『パートナー』と呼んでいます。
・・・実践していること・・・
学生時代に、ワンダーフォーゲルのサークルに入っていました。主に飲み会が中心で(笑🤭)定期的に沢登をメインで行っていました。なので、基本的な知識と技術はその時に教わりました。
それから、約40年…積み重ねた経験が加わり、自分なりのルーティーンが出来上がりました。ただし、現在も進化中です。
Ⅰ計画 📝
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多くの場合は、一月ほど前に目的の山を決めますが、今回の様な縦走とかに関しては、遅くとも半年から一年前には予定に入れます。
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目標が決まれば、可能な限りの情報収集をします。学生時代とは違い、今はネット💻やSNS📲でかなり詳細な情報が収集できます。メジャーではない山でも、探せば必ず出てきます。合せて山友からの、生の情報やアドバイスを頂きます。常に相互アドバイスのネットワークを作っています。
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この情報を元に、コースのイメージを作っていきます。イメージが出来れば、これを、地図や登山ナビに照らし合せて、時間や距離、分岐ポイント等を細かく確認していきます。
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この作業に、おおよそ2~3週間ほど掛けます。すべて、何回も何十回も見直します。この時間が、また楽しいのです😄。
Ⅱ準備 🎒
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コースに合わせた登山用具、用品を選択します。長年の山行で、様々な山に登れるようにと、気が付けば多くの道具がそろっています。その中からコースに会ったものをチョイスします。例えばストックだけでも5種類8パターンありますし、登山靴🥾は状況に応じて3タイプ、帽子🧢も5種類から選びます。
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デイハイクが基本なので、5㎏から、多くても10㎏以内に収まるようにするようにしています。縦走に必要な体力も考えると、軽いほど長く歩けますし、荷物を軽くすることで、様々なリスクも軽減できるためです。
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さらに、当日の消費カロリー等を考えて、行動食🍌の準備をします。基本、お弁当は持って行きません。満腹感によって、意識が胃の方に集中するのを防ぐのと、食あたりや急な腹痛を起こさないためです。また、水の量も概算で算出して準備します。幸い、栄養士の免許をもっていますので、楽に算出でき約に立っています。
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この準備に、おおよそ1~2週間ほど掛けます。
Ⅲ移動手段 🚐
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トランポが必要なのか否かで、ミニバイク🛵の準備をします。
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車中泊が必要なのか否かで、車中泊の準備をします。
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前日まで、天候をチェックし衣類や下着等のチョイスをします。
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家族や山友にどこに行くのか連絡しておきます。家族ルールで、書斎の壁に貼っている地図にどこに登っているか、目印📌のシールを張る決まりとなっています。
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出発の1~2日前に行います。
Ⅳ最終判断(決断😞)
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ここまで準備しても、前日の予報で、天気が崩れる、もしくは、降水確率が高くなれば、迷わず中止します。
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登山開始日の早朝に、体調がすぐれない場合、もしくは、登山開始後~1時間内に、心身の状況に異変が認められる場合は、必ず引き返すことにしています。
※各々詳細につきましては、別途記事にて詳しくご紹介いたします。
このルーティーンには、入山している時間の何倍もの時間をかけて準備をします❗。選定するパートナー(仕える道具)を適正に選ぶことで、リスクを軽減し、急な事象にも対応でき、安全な登山を行うことが出来ていると思っています‼️。
事実、長年の登山歴で一度も遭難や大きな事故、ケガもなく、山行を続けることができています😤。
・・・パートナーのご紹介・・・