阿讃山脈縦走記録 支脈編 file №1竜王東浅木原分岐~笠形山

阿讃山脈縦走記録 支脈編 ①

🎥 笠形山

縦走データー

❑ 縦走計画:竜王山🚶‍♂️⇒雨島峠🚶‍♂️⇒ドジ山🚶‍♂️⇒笠形山🚶‍♂️⇒川東登山口

❑ 所要日数:1日

❑ 主要名山:笠形山〖762.2m〗

❑ 踏破距離:約13㎞

 

 

 

・・・阿讃山脈 最大の支脈・・・

 

 

 この区間は、阿讃山脈縦走路からは外れますが、竜王山より北西側にある…阿讃山脈最大の支脈となります。

 竜王東浅木原分岐より、笠形山迄の峰は…比較的穏やかな稜線が続いており、ロングトレイルに良いコースだと思います。ただし、分かれ道や枝道、電力会社の管理道等が多いので、迷わないよう注意が必要です。

 実は、私もしっかりと間違えてしまいました😓。

 

 

【竜王山から雨島峠へ】

 竜王…東浅木原分岐から、笠形山への道標に従い…北西方向に下り始めます。

 

 

 

 ここから笠形山付近までは多少のアップダウンはあるもの、概ね緩やかに下っていきます。気が付けば自然とスピードアップ…思った以上の距離が稼げます。

 

 

 

 途中、最初の分岐に…ここは注意⚠です。合流している路が、竜王山への浅木原登山口からの道となりますので…笠形山に向かう縦走路よりも踏跡がハッキリしています。笠形山にはこの竜王登山道本線からは右側にコースをとらなければ浅木原登山口に下ってしまいます。

 

 東浅木原分岐から少し進むと、最初の小ピークに…画像のような祠がります。このあとも、随所にお地蔵様や祠があり、昔から使用されてきた路だという様子が伺えます。

 

 

 

 植樹帯が混じる道を、どんどん進めていると、予定していた時刻よりかなり早めに雨島峠に到着しました。この峠は十字路になっており、角にはお地蔵様が祭られています。

 

 

 

 標識が分かりやすく示されていなすので、笠形山方面に進路を取ります。

 

 

 

 

・・・野兎🐇が目前に・・・

 

 

【雨島峠から笠形山へ】

 雨島峠からは小刻みなアップダウンが続きますが、比較的歩きやすい道が続きます。

 尾根に沿って送電線の鉄塔が並んでいるので、この間は、電力の管理道路が交錯しています。引き続き間違えないように気を付けなければなりません。

 

 

 丁度、予定道に管理道と北側からの登山道が合流している箇所で、GPSナビ🛰を確認していたところ、なんと目の前に野兎が飛び出してきました。

 

 ウサギ🐇に合うこと自体は珍しくはないのですが、ほとんどの場合、写真に収めようとiPhoneを取り出しているうちに逃げてしまいます。

 ところが、今回はGPSを見ていたので、手に持った状態で遭遇…しかも、目の前で一旦停止…すぐさま撮影することができました・・・ラッキー👍。

 

 

 最後の鉄塔を過ぎると…笠形山への登り傾斜の道となります。部分的に痩せ尾根の箇所がありますが、所どころから…南側に大川山から竜王山へ続く阿讃山脈が見えます。

 

 

 

 笠形山に到着。山頂からは、藪に覆われているために…展望はありませんでした。

 

 

・・・猪に遭遇・・・

 

【笠形山から川東登山口へ】

 笠形山から川東登山口へは、少し急な坂道を下ります。この間、石ころの多いガレみちですので気を付けて歩を進めます。途中、様々なキノコが見られます。

 

 

 

 この辺りは猪🐽の獣集が強いなァ…と思っていると、がさがさと藪の中を移動する音が…時折鳴き声も聞こえます

 ・・・この声、明らかに威嚇してきています😨

 

 阿讃山脈縦走の期間中には…とにかく数えきれないほどの猪🐗に出会いました。子供のころは、まず見かけることはなかったのですが…今では、かなりの数が阿讃山脈には生息しているのでしょう⁉️。危険な状態も何度と経験しました。そうこうしているうちに、猪の対抗処置も要領を得てきました。

 

猪の対処方法は…縦走のパートナー…にてご紹介しています

コチラから:https://trek24ok.com/?p=1393

 

 猪を追い払い、無事に川東登山口に到着。振り返ると笠形山へと続く稜線付近がみえていました。

 

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 また本支脈を含む、旧琴南町野口登山口から大川山、竜王山、笠形山を経由して川東登山口へと周回できるコースがあり、よく整備されているため、様々な大会も開かれています。

 阿讃山脈縦走中にも、高校生登山部の…四国地区インターハイ予選が行われていました。四国地区の高校生のみなさん・・・本戦は頑張ってください‼️