剣石鎚縦走記録〖Day-7〗
🎥苔の名称:野鹿池山
縦走データー
❑ 縦走実施:2023.4.1
❑ 縦走計画:土佐岩原駅登山口🚶♂️⇒ 市女笠山🚶♂️⇒ 三峯示山🚶♂️⇒ 黒滝山🚶♂️⇒ 野鹿池山🚶♂️⇒ 野鹿池山神社🚶♂️⇒ 野鹿池山登山口
❑ 主要名山:黒滝山〖1209.6m〗、野鹿池山〖1294.4m〗
❑ 踏破距離:約10㎞(アプローチ登山除く)
・・・剣石鎚縦走中盤戦に突入・・・
剣石鎚縦走路は、石鎚山を中心とした石鎚山脈(四国山地西部)と、剣山を中心とした剣山地(四国山地東部)に大きく分けられ、この二つを結ぶ区間を中央トレイル(四国山地中央部)と呼ばれています。
事前情報で、この間の難易度は高く、一番ハードな区間⁉️とのことでしたので、楽しみにしています。それでは、張り切ってまいりましょう😤。
前回の縦走で…三方山から大歩危付近まで、標高差約700mを一気に下りましたので、今回は…逆に黒滝山まで凡そ600m、野鹿池山まで凡そ700mの標高差を、攻略せねばなりません。
野鹿池山迄の総標高差(上り)は1200mを超える…体力勝負の区間となります😓。
・・・縦走路屈指の連続登坂・・・
土佐岩原駅登山口を出発し、国道端から登山道に入ります。市女笠山までは、そこそこの急な上り坂が続きます。ひたすら…黙々と…登り続けます。
路自体は比較的明瞭ですが、途中まで生活区を横切りますので、路が複雑に交錯しており、意外と時間を要します。GPS🛰があっても❓だらけ…私も3回ほど間違えてしまいました😓。意外とこの辺りは、違った意味で難所かもしれません。
凡そ500mの標高差を登りきると市女笠山に着きます。
これから進む稜線側は開けて見えているのですが、それ以外の方向は樹木に覆われ展望はありません。
ここからは、標高1000mを超える尾根歩きとなります。
ブナの木が混じる稜線を市女笠山⇒三峯示山⇒黒滝山まで、アップダウンを繰り返しながら進みます。
三峯示山の山頂付近です。
黒滝山の山頂は藪に覆われています。
黒滝山からは鉄塔のある広場まで一旦下ります。この鉄塔広場からは、また登りとなり、野鹿池山を目指します。
・・・苔の群生地を抜けて・・・
鉄塔広場から野鹿池の東の峰に当たるピークに向けて登り坂が続きます。この辺りから、どうも雲が湧き出してきました。
周辺は霧に覆われ、岩場、ガレ場も多いため、滑らないように注意しながら進みます。
縦走路は明瞭で、以前にも単山登山で訪れた場所なので、迷うことはないと判断し先に進みます。
野鹿池の周辺の北側斜面は、苔の群生地として知られています。
この上り坂も、苔があちらこちらに群生しており、間を縫うように登山道があります。
東峰のピークに出ると…野鹿池山までは、ゆるやかな稜線歩きです。
途中、杉の植樹帯を通りますが、根回り付近は苔に覆われています。
以前、訪れた時もそうですが、この辺りの苔は種類が違うのか、鮮やかな蛍光色に発色しているかのように見えます…綺麗です🤩。
この時期(冬が終わると)無駄な枝葉が落とされ、木々の間から見通しが良くなります。
苔の群生を見るには最高のシーズンです。奥の方まで、広範囲の景観が楽しめます。
途中、鞍部に水溜りのような湿地帯がありましたが、この周辺も苔に覆われており、周りの木々も、同じように根回りが苔に覆われています。
野鹿池山に到着しました。野鹿池山自体が平たい山容をしていますので、山頂も小高い丘のような感じです。
残念ながら、雲に覆われ、木々の隙間からの展望もありませんでした。
・・・野鹿池神社に立寄・・・
野鹿池山頂からは…野鹿池山登山口に下山となります。途中、野鹿池神社に立ち寄ることにしました。
この神社周辺は広く湿地帯となっており、ここもまた…苔の一大群生地となります。
野鹿池山頂からは下山道に…案内板に従い左に折れ、木道を進んでいきます。
神社自体は大きいものではありませんが、登山の安全を祈願し…苔むした広場で、しばし小休憩☕️。
本日は、長い上り坂➕アップダウンの繰り返しで、程よく疲れてしました😓。