剣石鎚縦走記録〖Day-8、9〗
🎥野鹿池山から三傍示山への稜線
縦走データー
❑ 縦走実施:2023.4.8
❑ 縦走計画:野鹿池山登山口🚶♂️⇒ 野鹿池山西峰🚶♂️⇒ 林道布生山線出会🚶♂️⇒ 三傍示山🚶♂️⇒ 笹ヶ峰🚶♂️⇒ 橡尾山🚶♂️⇒ 新宮側登山口
❑ 主要名山:三傍示山〖1157.7m〗、笹ヶ峰〖1015.9m〗、橡尾山〖1222.0m〗
❑ 踏破距離:約15㎞(アプローチ登山除く)
この区間は、苔の群生地に始まり…藪漕ぎに路無き林抜け、急坂に急登、四国には二つしかない三県境界点、古道や峠越え、ブナ林に笹尾根歩き、更には岩場に笹薮漕ぎと…変化に富んだコースとなります。
そして…最後には…素晴らしい絶景が待っています…😚。
この間、途中で天候が悪化…途中断念したため、2回に分けててのチャレンジとなりました…😓
野鹿池山登山口から登山を開始…野鹿池山西峰までは、苔むした路を進んでいく。
西峰までは快適な稜線歩きとなる。
凡そ30~40分ほどで西峰に到着…西峰のピーク辺りから、本日の縦走ルートを確認する👀。本日はロングトレイル…楽しみだ。
画像は…橡尾山ピーク付近側から野鹿池山方面の稜線です。
左側に三傍示山…右奥に野鹿池山…これらを結ぶ稜線がきれいに見えます。
さらには…中央奥に剣山地の山並みが伺えます…😲。
・・・路無き稜線が行く手を阻む・・・
野鹿池山西峰から少し下ると・・・藪漕ぎだぁ~‼️。しかも結構な急斜面…何とか藪をかき分け下りきると、今度は林に突入⁉️。
この稜線は踏後がほぼ分からない…目印の赤いテープも確認できず…縦走目的以外の入山は、ないようである。
ここは、GPS 🛰と境界杭、勘だけを頼りに進んでいくしかないようだ。
途中、何度か稜線を外れるも、何とか修正をかけながら林道布生山線にでた。
この藪漕ぎ➕急斜面➕路無き稜線は…なんと、4㎞超もあり…予定外の時間を要してしまった…😓。
布生山林道からは、次の目的山三傍示山(右又は上)や、最終目的山の橡尾山(左又は下)がはっきりと見えてきました。
峠から、崩落しかかった林道を少し進むと…三傍示山登山口に変わり、傾斜のキツイ稜線登りとなる。
但し、路は比較的ハッキリしているため、問題なく登れます。
・・四国には二箇所…三県分岐点・・
凡そ2時間弱で登りきると…三傍示の名の通り、3本の境界杭と3県境界点を示す杭のある三県境がある。
以前、阿讃山脈を縦走した折にも…同じく3県境界点があった。四国には二つしかない分岐点…是非、繋いでみたいと・・・今すぐにでも…疼々・・😓
阿讃山脈と四国山地の3県境界点を繋ぐということは…阿讃山脈と四国山地を繋ぐということ・・・新たな目標ができたが…衝動を抑え…剣~石鎚の縦走を終えてから、繋ぎたいと思います…😤・・・モヤ𓈒𓏸モヤ𓈒𓏸・・
3県境界点から…縦走路は外れますが、北に少し進んだところに三傍示山のピークがあります。
山頂からは、徳島、愛媛、高知の山並みが、木々の間から望むことができます。
徳島側には、午前中に縦走してきたばかりの、野鹿池山がきれいに見えていました。
三傍示山から笹ヶ峰までは、ブナ路が続いており…路もよく整備されています。
笹ヶ峰は旧土佐北街道と交わり、高知と川之江を結ぶ峠の西側に…こんもりとした小山があり、石畳の道や、その旧街道の痕跡が見られます。
この旧街道も、いずれチャレンジしたいと思っています❗。
・・・再び藪漕ぎが・・・
峠を越え、橡尾山を目指します。笹ヶ峰から橡尾山の中間位にある小ピークまでは、笹路も整備され歩きやすいのですが・・・ここから先は目視するかぎり…藪漕ぎの匂いがプンプンします。
臨戦態勢を整えるために、ここで…しばし小休憩…☕️。
気合を入れて、ラストスパート開始‼️
・・・予感的中🎯…ここからは、岩場と笹の尾根…路らしきものは明確には確認できず、また、目印もあちこちで脱落しており…不明瞭です。
さらに、直登できないような大岩(崖)が…多々あり、稜線から斜面を伝い、巻きながら進んだりと…とにかく時間を要します。
橡尾山の山頂が見えてきたところで…今度はなんと背丈を遥かに超える・・・笹漕ぎに😨…まるで笹の海を平泳ぎしているかのように、両手でかき分けながら進みます。
所どころで山頂が見えるので…とにかくその方向へと進みますが、足にも絡みつき、なかなか前に進めません…😓。大幅に時間を費やしてしまいました。
笹藪を抜けると、橡尾山山頂です。この付近からの…東側の展望はビューティフル…🤩。
本日、縦走してきた稜線や山々、更には遠く…剣山地の山並みが一望できました。
今日は、縦走時間の半分以上が、藪漕ぎという…滅多にお目にかかれない区間となり・・・さすがに、疲れ果てました・・・🤢。
この後、新宮側登山口へと、無事下山しました。