剣石鎚縦走記録〖Day-1〗
🎥
縦走データー
❑ 縦走実施:2022.10.16
❑ 縦走計画:富士の池🚶♂️⇒ 一の森🚶♂️⇒ 剣山🚶♂️⇒ 次郎笈🚶♂️⇒ 丸石🚶♂️⇒ 丸石避難小屋🚶♂️⇒ 奥祖谷
❑ 主要名山:剣山〖1954.7m〗、次郎笈〖1929m〗
❑ 踏破距離:約9㎞
【富士の池登山口から一の森へ】
富士の池登山道の劔山本宮劔神社【画像】横から一の森を目指して登山を開始 ❗。
一の森へのアプローチ登山だ。
植林帯から徐々に自然林へと標高を上げていく。
山稜に近づくと傾斜も緩やかになりだし、白骨木がちらほら見えてくる。
笹が徐々に覆いつくし始めると、いよいよ剣山地の稜線にでる。
一の森のピークまでは東側が笹原になっており開けている。一の森からは、西に向かい縦走するので、この画像方向は今回の縦走コースではないのだが、いずれチャレンジすることになるだろう。
・・・剣~石鎚縦走開始・・・
間もなく一の森に到着❗。ピークから本日の縦走ルートを確認しながら、剣山地の景観に酔いしれる…ビューティフル😍。
剣山と次郎笈の間には、次回縦走予定の三嶺が見えている。何度、訪れても飽きることはありません。
剣山…言わずと知れた日本100名山に選ばれている山だ…登山者も多く剣山と合わせて次郎笈をセットでという方が多いようです。
私の場合、ここ一の森からみる剣と次郎の景観が大好です。剣山頂は、お饅頭のような山頂をしており、優しさを感じますが、次郎笈は雄々しい山容をしています。
剣山と呼ばれるようになってからは、まだ歴史は浅く、昔は太郎と呼ばれていたと聞いたことがあります。この太郎さん次郎さんの特徴ある山容をワンフレームで見られる場所が一の森周辺です。
一の森:ここから縦走スタートだ💥
なぜ一の森を起点にするのかというと、剣山自体も縦走ルートに含めるためです。したがって、剣の手前、一の森がスタート地点となります。当然ながら、最後の石鎚山を超えて二ノ森が終点となります。縦走距離:剣(一の森)から、石鎚(二ノ森)までおおよそ150㎞…楽しみです…😘。
・・・縦走の楽しみ・・・
【一の森から剣山、次郎笈へ】
縦走の魅力の一つとして、同じ山の山容が最低でも2方向…尾根によっては数ヶ所から、その景観が楽しめることです。
剣山が近づいてきました。【画像】は剣:二の森方向からの剣山です。
もう一つの【画像】は剣を超えて、次郎笈側からの山容です。同じ山なのに、見る方向によっては全く違う顔をしています。
これが、遠近の違いでも異なる表情を見せてくれるので、たまりません。単山登山のピーク&リターンでは絶対に味わえない楽しみです。
剣山から次郎笈へは人気が高く、渋滞している箇所も…剣から三嶺迄は、人気の縦走ルートなので踏跡もしっかりしており、よく整備されたルートです。
続いて次郎笈…剣からは1時間程で縦走できます。【画像】は剣から見た次郎笈です。
もう一つの【画像】は次郎のピークを越えて丸石側からの山容です。
劔も次郎笈も西側の斜面は紅葉で色づき始めています🍂。
いくつものピークを繋いでいくときは、次々と違った山容の景観を堪能できるのが縦走の醍醐味だと思います。【画像】は剣山から望む剣山地の稜線です。
・・・剣山地= 笹 と ブナ・・・
剣山地の最大の特徴は…何と言っても広大な笹原🌿とブナ🌳の自然林の景観です。
【画像】は一の森から剣の間にある二の森付近の笹原とブナの路です。
🌿
🌿
🌿
また、【画像】は剣から石丸に向かう次郎笈付近のトラバース道で、急斜面が笹原に覆われています。
🌿
🌿
四国山地の笹には、私の知る限り4種類ほどあります。ただ、近年は鹿🦌の数が相当増えているらしく、一日歩くと、多い時で50~60頭は見かけることがあります。
ささの種類によっては、食害の影響を更けている箇所も多々見られます。何とか、この景観を守って頂きたいと思います…とは言っても、どこにお願いすればいいのか分からないのですが・・・(笑)
【次郎笈から丸石へ】
この区間は、剣山地屈指の笹原の稜線歩きと変わります。
🌿
🌿
🌿
中間地点の鞍部までは、笹原と白骨樹の高原を下っていくきます。
🌿
🌿
🌿
【画像】は丸石山頂から見た次郎笈の稜線です。この辺りまで来ると、登山客も少なく、時折すれ違う程度となります。
🌿
🌿
🌿
🌿
🌿
鞍部に着くと目の前には広大な笹原を蓄えた丸石がドーンと鎮座している。
山一面に笹原が広がる絶景🤩が見渡せます。
🌿
🌿
山頂に続く一本道の縦走路は、歩いていてもとにかく気持ちが良い。
縦走路以外にもいくつか道のような線が見えますが、これは鹿🦌の獣道です。姿は見えなくとも、あちらこちらから鹿🦌の鳴き声(遠吠え)が聞こえてきます。
🌿
ここを登り切れば丸石のピークとなります。本日縦走してきた剣山と次郎笈【画像】を眺めながらコーヒータイム…😘。
🌿
🌿
ここからは、ブナ林と笹の稜線歩きとなる。
標高を徐々に下げながらしばらく進むと丸石避難小屋に着く。
ここを少し過ぎると、本日の下山予定の奥祖谷への下山道分岐に…ここから下る。
・剣山地…も一つの顔:渓流・
結構急峻な坂道を1時間程下ると谷深い渓谷に出る…奥祖谷渓谷だ。日本三大秘境…祖谷渓谷の一番奥にある渓谷なため、水も冷たく透き通っている。大きなヤマメが何十匹も泳ぎ回っつているのが目視で確認できる。
河川は大きな岩だらけなので、【画像】のように…岩に根を張り伸びた木々を沢山見かけた。
この渓谷に入るには、私のように縦走して下ってくるか、渓谷の入り口にある奥祖谷かずら橋をわたるしかない。しかも、このかずら橋は有料管理されている為、この渓流が保全…守られているのだろう。
ちなみに、山から下りてきても、かずら橋を渡り道路に出るには料金を支払わなければならない。
この渓谷、縦走とは別に…改めて訪れたい。
劔、石鎚縦走初日は晴れ🌤…空気も澄んでいて、剣山地全体が遠望できて、ラッキースタートとなりました。
景色がとても綺麗なので思わずコメントしてしまいました!
隠れファンのじろーです!
阿蘇山脈縦走の時から楽しく拝見しております!これからも素敵な景色を見つける傍らで危険な野生動物に出くわすこともあるでしょうが無理はせず登山を楽しんでください!!
Instagramもやってるのですね!そちらも気になるので拝見します!
これからも1ファンとしてブログの更新を首を長ーくして待ってますのでよろしくお願いします!